暮れゆくときに

大きな悲しみに包まれた一年が間もなく終わります。

大噴火、大地震に大津波、集中豪雨等々、人の力では太刀打ちできない自然の怖さを改めて感じさせられる年でした。

暮れゆく八ヶ岳

暮れゆく八ヶ岳

今年の八ヶ岳の遭難件数は過去最高となっています。

遭難事例の多くがケガや体調不良による救助要請だったようですが、中には「天候が悪化して動けない」、「自分がどこにいるか分からない」、「登れたはいいが下れない」といった、装備・知識・経験不足のために起きた遭難もあったようです。

北の夜空

北の夜空

近年、山歩きはレジャーとして定着していますが、厳しい自然環境に身を投じるということが軽視されているのではないかと不安になるとともに、登山者を相手に商売をしている我々が、安易に山の魅力を伝えていたのではないかと自戒することにもなりました。

自然の怖さを改めて感じた我々です。どうか山に対しては畏敬の念をもって望んでいただきたいと願います。

そして来年は、多くの人が平穏に過ごせられることを心より願いたいと思います。

【山のようす 12月25日現在】

標高2400mの気温は、最低が−15℃前後、最高が−10℃前後です。

積雪は15〜30cm程度です。

積雪が少なく、岩角が出ているのでスノーシューには不向きな状態です。(現在の積雪量で登山道以外へ立ち入ると植生を傷めることになります)

まとまった降雪はありませんが、小雪の舞う日や霧の日が多いので、木々は樹氷となっています。

三ッ岳付近や大岳〜双子池間はペンキ印を頼りに歩く場所があります。積雪がある時は迷いやすくなるので安易に入山されないようにお願いします。

日没時間が早いので、最終目的地には15時までに到着できるような計画を立てることをすすめます。17時には暗くなるので、日帰り登山の方でもヘッドライトは必ず携行してください。

万が一の時に備えての装備だけでなく、経験や知識等が必要となるので初心者だけでの登山は控えるようにお願いします。

個人個人の登山能力や装備等が山の状況にそぐわない場合や体調が優れない時などは、登山計画の変更あるいは中止するなど柔軟に対応してください。また、一日の行程には余裕を持たせるようにしてください。

山の最新情報や装備についての問い合わせは現地電話(090-3140-9702)へお尋ねください。

【予約状況 12月25日現在】

大晦日と1月21日(土)は満室となりました。また、1、2月の土曜日は満室となることがあります。(当ヒュッテは相部屋利用が基本で個室ではありません。満室時の就寝スペースは一人一畳となります)

宿泊予約の無い日は閉館していることと、予約人数に合わせて食材を背負い上げているので宿泊される方は必ず予約してからお越しください。

1月17日及び2月1日は都合により営業いたしませんのでご了承ください。

【宿泊の方へ】

ヒュッテには、どんなに遅くとも16時までに到着できるようにご計画いただき、その時間に間に合わない場合は必ずご連絡ください。

食事の時間は夕食17時30分頃から、朝食は7時からとなり8時までに食べ終わるようにお願いします。

グラス等の貸し出しは致しませんので各自でご用意ください。

宿泊者には無料で水をお譲りしますが、大変貴重なため必要最低限でお願いします。

お湯は有料です。500mlで200円となります。

客室の暖房は20時30分までとなります。明け方は客室内でも氷点下となるのでご注意ください。

消灯は21時です。

省電力機器の充電はやむを得ない場合に限り17時〜21時まで充電可能です。1時間につき200円。(当ヒュッテの電力には限りがあるので出来るだけ予備のバッテリーをご用意ください)

【お知らせ】

ピラタスロープウェイの営業時間は9時〜16時で、20分間隔で運行しています。

当ヒュッテだけでなく近隣の山小屋も宿泊予約の無い日は閉館している場合があるので注意してください。

【北八ヶ岳・北横岳ヒュッテ】

営業/通年(要予約、予約のない日は休館となります)
宿泊料金(11月〜4月冬期料金)/
1泊2食付8,300円、1泊夕食付7,200円、素泊り5,100円
小学生以下の宿泊料金は2,000円引きとなります。
お弁当はできません。
当ヒュッテは昼間の食事提供をしていません。

収容/40人

ご予約・お問い合わせ
391-0002
長野県茅野市塚原2-17-26
島立健二
予約 090-7710-2889
現地 090-3140-9702