雪山を目指す初心者へ

12月20,21日は雨が降り、20㎝以上あった積雪は半減してしまいました。

夜遅くには僅かに雪が降ってくれたので22日は薄っすらと樹氷や雨氷が付き、白い森を取り戻していました。

輝く雨氷(12月22日撮影) Photo by Kenji Shimadate

雪の少ない状況ですが、24,25日に雨とならなければ今冬初のまとまった降雪になる可能性があります。

冬山シーズンが始まったばかりなので、雪の増減に一喜一憂しても大した意味はありませんが、年末年始には多くの方が雪景色を楽しみに訪れるので、美しい樹氷の景観となっていることを願いたいと思います。

八ケ岳と薄雪の森(12月22日撮影) Photo by Kenji Shimadate

現在の山の様子や装備等の問い合わせは現地電話(090-3140-9702)へお掛けいただければお答えいたしますが、「1週間先の様子」や「私でも登れるか」といった問い合わせにはお答えできませんので予めご承知おきください。

「天気は大丈夫か」、「アイゼンはチェーンアイゼンでも良いか」、「スノーシューやカンジキが必要か」という問い合わせも多くありますが、雪質や積雪量などもその日にならなければ判らないことになるためお答えしかねます。

天気予報はあくまでも予報でしかなく、町が晴れの傾向でも山の上は雲に巻かれ雪の吹き付けるようなことは珍しくありません。

チェーンアイゼンの方が歩きやすい時もあれば本格的なアイゼンの方が安心できる時もあります。

スノーシューやカンジキを持っていればラッセルに苦労が低減します。

体力があるのならば必要と思われるものを持ち、状況に応じて道具を使い分けていただくのが正解です。

雪山はその時の状況に見合った装備を持っていなければ予定通りの行動が難しくなるものです。

シンプルなことですが、山の状況に装備や個々の能力が明らかに不足しているのであれば、予定を断念して速やかに撤退さえすれば重大な事故につながりにくくなります。

尚、撤退の判断は初心者では付けにくいことがあるので、初心者だけでの雪山登山はやめていただく方が無難です。

北横岳は雪山初心者向けと紹介されることが多々ありますが、あくまでも経験者が初心者を連れて行くのに適した山とご理解いただければと思います。

ロープウェイから北横岳の往復コースは、条件さえ良ければ小さな子供でも登れる低難度の雪山となり、何のスキルアップにもならないような登山コースです。

ただ天候や体調、ルート間違い等を含めた状況の急変が命に関ることにもなるので、-20℃近くになる低温下でもビバークできる装備は持つようにしてください。

登山者数に対しての死亡率は非常に低いと思いますが、冬の北横岳で命を落とした事例は複数あります。

初心者向けという紹介記事、活動報告などで簡単に登れたという情報を鵜呑みにせず、雪山は命に関る場所ということ必ず意識して山へ向かうようお願いいたします。

※外来者向けの営業も不定期です。営業内容はお土産品や冷たいペットボトル
飲料等の販売のみとなり、喫茶や軽食、お湯の提供はありません。

※冬季は外来の方の休憩利用はできません。

※山小屋休業時でも屋外トイレは使用可。アイゼン等の金属の詰めの付いているものは必ず外してご利用ください。

【山のようす 12月23日現在】

ヒュッテのある標高2400mの最近の最低気温は-15℃~0℃、最高は-10~1℃です。

今後は上記の気温よりも冷え込んできます。

現在の積雪は15~30㎝です。吹き溜まりの積雪は50㎝以上です。

登山道の雪は氷化しているところがあります。
山の最新情報や装備については090-3140-9702へお問い合わせください。

【予約状況 12月23日現在】

客室の暖房は夜8時までとなります。就寝時は顔回りが冷えるためネックウォーマーなどの使用をお勧めします。

宿泊は完全予約制です。

年内の宿泊営業日12月27,29~31日です。

すでに宿泊予約をされている方を除き、令和7年内の新規での宿泊は素泊りとなります。

現在満室となっている日は12月29,30日,31日、1月1日,11日、2月14,15日,21日です。

宿泊予約の無い日は閉館しているのでご注意ください。

都合により1月20,21日、2月17,18日は休館です。

令和8年は原則として食事付きでの宿泊は金、土、日曜日に限らせていただきます。

尚、4名以上で月曜日から木曜日に食事付きでの宿泊を希望される方はご相談ください。

宿泊者の自炊は山小屋内で行えますが、以下のことに注意してください。
・山小屋内で使用できるバーナーの燃料はカートリッジ式のガスに限定します。
・煙の出にくい調理をお願いします。(焼き魚や焼肉、トースト等は屋外調理となります)
・ニンニク臭や匂いの強い調理はご遠慮ください。(カレーライスは可)

宿泊キャンセル料金発生日は宿泊希望日の1ケ月前からとなります。

単独の方の宿泊料金は2000円増しとなります。

宿泊予約はお電話でお願いします。お聞きするのはお名前、人数、電話番号、相部屋か個室、居住する都道府県、入山口等です。

宿泊定員は夏季20名、春秋冬は15名程度となります。

個室を希望される場合は個室料金(一部屋6,000円)が別途必要となります。
個室は8畳相当(定員4名、春秋冬は定員3名)が2部屋です。

できるだけインナーシーツ(トラベルシーツ)をご持参ください。(レンタルシーツは500円でご用意いたします)
寝袋持参割引サービスはありません。

お支払いは現金のみとなります。

チェックインは13時からです。安全のため遅くとも16時までには必ず到着してください。10月末までのチェックアウト時間は8時となります。

夕食は通年で17時30分から、10月末までの朝食開始時間は6時からとなります。

宿泊を希望される方は「宿泊の方へ」のページを必ずお読みください。
https://kitayoko.com/information

※小屋番が体調不良等の理由で宿泊不能となった場合は宿泊予約者にご連絡いたします。また直近の場合は規定する宿泊キャンセル料金と同額を上限に、こちらから違約金(ご迷惑料)をお支払いいたします。(詳しくはお問い合わせください)

【登山の注意点】

北横岳が活火山であることに留意されますようお願いいたします。尚、北横岳には噴火に備えてのシェルターやヘルメット等の配備はありません。

山の状況に対して装備不足と思える登山者が目に付きます。特に初心者を連れて来られる方は、必ず装備や力量の確認をしてから入山してください。

夕方以降に大怪我等をされても救助活動は翌朝となります。
暗くなってからの行動は昼間よりも危険となるので夕方以降は各自の能力範囲内で行動してください。

疲労や道標の見落とし等により行程計画に対し大幅に遅れてしまうことがあります。最終目的地には15時までに到着できるような計画であることや、トラブル等へ対処するための予備時間を行程計画に入れ込むことをすすめます。

日帰り登山の方でも登山で必要な最低限の装備を必ず携行してください。(装備不足は命が危険に晒されることになります) 

万が一の時に備えての装備だけでなく、経験や知識等が必要となることがあるので、初心者だけでの登山はお控えください。

個人個人の登山能力や装備等が山の状況にそぐわない場合や体調が優れない時などは、登山計画の変更あるいは中止するなど柔軟に対応してください。

緊急時を除き、指定地にテントを張るのがルールです。指定地以外での幕営は植生破壊となる場合があります。

双子池キャンプ場の使用については、双子池ヒュッテに必ずお問い合わせください。

長野県登山条例で登山計画書の提出が義務化されています。

【お知らせ】

当ヒュッテは昼食、喫茶の提供をしておりません。また不定休となっているので山小屋を利用できないことがあります。

救助要請や非常事態の場合を除き、15時30分から翌朝8時30分までは宿泊者以外の立ち入りをお断りしています。

国道299号線の麦草峠付近は11月20日から冬季閉鎖となります。

【北八ヶ岳 北横岳ヒュッテ】
*要予約、予約のない日は休館となります。
*単独行の方は下記の宿泊料金の2000円増しとなります。

夏期料金(6月~9月)
1泊2食付き 11,500円
1泊夕食付き 9,500円
素泊まり 6,000円
*消費税含む

春季・秋季料金(4月、5月、10月、11月)
夏期料金に対して1,000円増しとなります。

冬季料金(12月~3月)
夏期料金に対して2,000円増しとなります。

収容/20人

ご予約・お問い合わせ
〒391-0301
長野県茅野市北山4035-2 石臼台A-8
島立健二
予約 090-7710-2889
現地 090-3140-9702