• 天祥寺原から望む蓼科山(4月)
  • 雪解けの七ツ池(4月)
  • 4月23日の夕陽
  • 環水平アークと内暈の下部(4月)
  • 内暈(左)と幻日環(右/4月)
  • 朝陽と残雪の林下(4月)

Category: 山小屋便り

残雪状況

先週末は久しぶりに土日とも好天に恵まれました。 ロープウェイも営業したこともありオフシーズンの割には多くの登山者が訪れましたが、アイゼン等の氷雪対策が無い状態で入山する方も見受けられました。 今の時期は最低気温が-10℃程度まで下がり残雪のある時期ということを前提に登山装備を整えなければならないのですが、ショート靴であったり防寒装備も入らないような小さなバックパックしか持っていない登山者を見るととても不安になります。 生活圏では春の盛りを過ぎたかもしれませんが、山上の花の季節は2ヶ月ほど先です。生活圏と山岳地域の季節感がかけ離れる時期は装備不足による事故や低体温症で行動不能となる遭難事例が多く


ロープウェイ運休のお知らせ

北八ヶ岳ロープウェイの春季点検運休の日程が確定したのでお知らせします。 運休日は4月5日(月)~9日(金)、12日(月)~16日(金)、19日(月)~25日(日)です。 4月最後の週末は運休となりますが、中旬の週末にはロープウェイ使った登山が可能となるので残雪の春山をお楽しみいただきたいと思います。 尚、4月25日(日)はビーナスラインから北八ヶ岳ロープウェイ駐車場までの車道が9時~17時まで通行止めとなります。25日の路線バス運行につきましては諏訪バスへお問い合わせください。 最近の山の様子は日中の気温は5℃以上まで上昇する日が多く、残雪量は平均で70㎝程まで下がってしまいました。積雪が異常


残雪の春山へ

先日の21日の日曜日は午後から本格的な雨降りとなりました。 山はすっかり残雪の春山の様相となってしまい、雪山の美しさは感じられなくなってしまったのです。 今後も気温の高い日が続きそうなのでしばらくは新雪を期待できそうにもありません。緊急事態宣言発出中にどうしても出かけられなかった方々には本当に気の毒なことになってしまいました。 首都圏の緊急事態宣言が解除されましたが、感染が再拡大しないためにも個人の感染拡大防止の意識を更に高めていただかなければなりません。 マスクを外した状態での会話が感染を拡大させる最たる行為の一つとされているため、当ヒュッテではマスクを着用しない会話を制限させていただいてお


もう少し

4月並みの気温の日が多く雪解けが進んでしまい、残雪期のような風景が広がる日が多くなっていましたが、8日の未明に薄っすらと雪が積もり冬山の雰囲気がにわかに戻ってきました。 ただ、9日から11日まで再び春の陽気となってしまったため冬山らしさは消え去ってしまったのです。 首都圏の緊急事態宣言が延長となり、冬山へ出向く機会を再度奪われた方も多いかと思います。そんな方々のためにも、もう少しだけ何とか冬山らしさを保っていてもらいたいと願うばかりです。 最近は登山道の雪質の変化が大きくなっています。 気温が高かったり日当たりの良い場所では雪がシャーベット状になり、朝夕や気温の低い時は氷化するのでスリップ防止


寒暖差と暴風

厳冬期でもプラスの気温となることがあります。 そうなる時は南岸低気圧の接近時に南風が吹き込んで雨が降る場合だったのですが、2月13日の週末と20日の週末は晴れていながらもプラスの気温となるとても異常な気象条件となりました。 ただ先週の平日には最低気温が-20℃まで下がったように気象変動が激しく、その影響で暴風の吹き荒れる日もあったのです。 冬の北横岳は風速15m/s程度の強風が日常的に吹きますが、時々風速25m/s以上の暴風が吹き荒れることもあります。 暴風の場合は北八ヶ岳ロープウェイが運休となる確率が極めて高く、先日も午前中は運行していたものの午後から運休となってしまいました。そのため何組か


節度ある行動のお願い

2月11日から14日までは異常な暖かさとなり、積雪量は多いところでは30㎝も減少し、樹氷も崩れ落ちてしまったので春山のようでした。 それでも15日に再び20㎝程度の新雪が積もったので冬山らしさが戻り、18日頃までガスったり雪の降りやすい状態が続きそうなので美しい雪景色となることに期待したいところです。 新型コロナウイルス感染拡大が深刻な状況は続いていますが、このところ入山者の感染拡大防止の意識が低下しているように感じます。 久しぶりに会う山仲間との登山で話が弾むのはわかりますが、屋内外を問わずマスクをせずに長時間の会話をされることはやはり気になるものです。 当ヒュッテだけでなく他の山小屋もでき


北横岳以北

1月22日から24日に50㎝程の雪が積もりましたが、後日に気温が異常に高くなり新雪は半分程度まで沈み込んでしまいました。 それでも2月1日の夕方から降り始めた雪は勢いを増しながら翌朝まで降り続き、1日当りでは今冬最高の40㎝ほどの積雪となり、総積雪量も150㎝近くまで増えたのです。 1月中は北横岳以北(亀甲池方面や大岳~双子池)へもトレースができていましたが、今回の雪でトレースは完全に消えてしまい、ルートを示す数少ない目印も見つけにくくなったと思われます。 トレースが消えればルート探しに手間取り、雪が深ければラッセルで体力を消耗して思いのほか時間がかかってしまうものです。 山行記録のまとめサイ


単独行は要注意

年末から樹氷の美しい状態が続いていましたが、この数日は気温が上昇してしまったため樹氷は少し崩れ始めてしまいました。 次の雪で再び美しい樹氷が現れることに期待したいところです。 コロナ感染を避けるためか単独で入山される方が多くなっています。ただ単独での危険を理解して雪山へ入山しているとは思えないような方も見かけます。 昨年の山岳遭難は単独行の死亡事故が多く発生し、同行者がいれば命を落とさずに済んだと思える事例もあったようです。 北横岳は雪山入門に適した山と紹介されることがありますが、あくまでも経験者が初心者を連れて行くのに適した山ということであって、雪山の何が危険、どうなると危ない、行動不能とな