• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 4月, 2012

初夏の陽気

4月下旬の陽気は記憶にない程の暖かさで、最低気温が氷点下にならない日が多く、29日の最高気温はなんと13℃まで上昇しました。この気温は6月中旬頃の暖かさで、例年と比べると5〜10℃も高いのです。 この陽気のせいで踏み固まっていた登山道が一気に緩み、雪の表面はグチャグチャのシャーベット状になり、道をわずかにそれるだけで股まで踏みぬいてしまう有様です。 始めから踏み固まっていない北横岳以北のルートに至っては腰まで落ち込むような場所があるようで、双子池方面に向かった登山者の何組かは撤退するような状況で


残雪情報

4月になってからもまとまった降雪が何度かあったため、雪解けはあまり進んでいません。標高2000m以上の樹林内では1〜2mの残雪があり、雪が消えているのは風の吹きぬける日当たりの良い場所に限られています。 先日、大岳から双子池までの登山道に目印を付けながら歩いたのですが、スノーシューを付けていても股あたりまで踏み貫いてしまうことがしばしばあり、ルートの分かりにくい広々とした天狗の露地では霧の晴れるのを待たなければならなかったりと、とても苦労し時間もかかりました。 GWが始まりますが、連休の前半は登


寒さやわらぐ

1週間ぶりに小屋へ登ってきましたが積雪は減っているどころかさらに増え、風の強い所や日当たりの良い所を除けば今冬の最大積雪量となっていたのです。 それでも厳しい寒さには一区切りついたようで、吹きつける風の凍てつくような冷たさはやわらぎ、まぶしい春の日差しは温もりを届けてくれて、やっと春らしさを感じられるようになりました。


4月になれど

3月末日の気温は0℃と高いながらも猛吹雪で、雪解けが進み始めた雪面や樹木は再び雪に覆い尽くされて、場所によっては今冬の最大積雪量となったのです。 翌日の4月1日の朝は−16℃と凍てつく寒さと烈風が吹き荒れ、雪煙の舞い上がるあり様はまるで厳冬期に逆戻りしたようでした。 4月2日よりロープウェイは整備運休に入りました。 北横岳はロープウェイ等の営業施設があることで冬山入門コースとして紹介されていますが、運休期間中は山小屋が閉まっていることが多く、入山者も極端に少ないのでルートファイティングやラッセル