• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 5月, 2012

春を実感

例年よりも1週間遅れで七ツ池が全面解氷しました。 解氷の遅れた要因は、12月から1月中旬まで少雪極寒であったため池の氷が厚くなったこと、最大積雪期が4月中旬にずれ込み雪解けの始まりが遅かったこと、そして5月の低温少雨傾向などが挙げられます。 また、日当たりの悪い樹林内の雪解けも遅れがちで、林床の見えているは木々の根明けしたところだけとなっています。 それでも朝の静けさの中に響き渡る小鳥たちのさえずりは賑やかになり、雪の解けた林床にも小さなウスギオウレンの花が咲き始めて、本当の春の訪れを耳と目で実


夕暮れの雲海

この時期の夕陽は北アルプスの穂高岳から槍ヶ岳に沈むので、12日の土曜は夕景を楽しむために山頂まで登りました。 北から押し寄せる雲は霧ヶ峰や松本平を覆うような雲海となり、夕陽はその雲海をオレンジ色に染めた後、悠々と槍穂の稜線に沈んでいったのです。 実はこの日、土曜日であるにもかかわらず宿泊者がありませんでした。そのおかげ?で時間を気にすることなく徐々に色の変わりゆく夕暮れから宵闇までのひとときを楽しむこともできました。


天候の急変

GW連休後半は上空に寒気が入り込んだため不安定な天候が続きました。 特に6日の天候の変化が激しく、明け方までは小雨でしたが7時頃には青空が広がり、8時頃になると黒い雲が押し寄せて激しい雷雨となり、朝よりも気温の下がった昼頃からは吹雪の中に雷鳴が響いていたのです。 連休中に北アルプスで遭難事故が相次ぎ、その多くが天候の急変と寒さによる気象遭難だったと思われます。 天候が急変する山岳地では経験、知識、体力、装備等が必要で、さらには過酷な状況下でも的確な対応をすることも求められるのです。 転倒や転落に