• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 1月, 2014

タイミング

就寝前には月明かりにでも浮き立つような白さを見せていた樹氷の森は、夜半からの暴風にさらされて情けないくらいにまで崩れ落ちてしまいました。 樹氷が無くとも強い風が吹いたあとは雪面にできる美しい風紋を期待することができますが、ただこれも踏み荒らされてしまえば後の祭りで、樹氷と同様に美しい景観を楽しめるのはタイミング次第なのです。 問い合わせで「樹氷はいつが綺麗」かと聞かれ、「猛吹雪直後の晴天」と答えると「そうではなく何日頃?」と聞き返されることがありますが、自然相手の場合は期日を指定することに無理が


月の沈む頃

14日の夜明け前、宿泊者に職場放棄のご理解をいただき山頂へと撮影に出かけました。 -20℃まで下がった寒空に職場放棄までして向かった理由は、カメラで長時間露光をすると沈みゆく月明かりが樹氷や山々を淡い夕焼けのように染めてくれるからです。 槍ヶ岳南方上空の橙色の月に期待を込めてバルブ撮影を楽しみ、月没後は槍ヶ岳稜線に吹き上げる雪煙(?)と上空の雲が色付いた光景を望遠レンズで撮影することができました。 ただ残念なことは「月焼けの樹氷と八ヶ岳」は訳あって露光時間不足で後に画像の露出補正が必要となり、望


平穏な年初め

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 元日の初日の出は残念ながら拝むことはできませんでしたが、この年末年始は大荒れの天候になることもなく比較的平穏に一年が始まりました。 大雪となることなかったことと2日以降に雪が降らないため、今現在の森は樹氷が崩れかけた状態であまり綺麗ではありません。素晴らしい樹氷は天候が大荒れであればあるほど見応えのあるものに成長するので、平穏な日ばかりが続くと綺麗な樹氷を見られないことになってしまいます。 昨冬は多雪で、ラッセルや雪かきに大変苦労したので正直なところ大雪は