• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 9月, 2014

七ツ池の紅葉

例年よりも1週間程早く、七ツ池の紅葉が見頃を迎えました。 見頃といっても水際のミネカエデやミネザクラが一足早く染まってはいたのですが、氷点下の日が何日かあったことと極端な乾燥の影響で茶枯れ始めてしまいました。水際の紅葉のピークは過ぎた感じですが、ダケカンバやナナカマドの色付きのピークはこれからなので、こちらに期待したいところです。 七ツ池という名称ですが行くことができる池は2つだけです。池も紅葉の規模も小さく、「大したことないじゃん」と言う人もいれば「すごくいい池だった」と言う人もいます。 見る


夜間行動

敬老の日の連休は久しぶりの好天に恵まれ、今年一番の賑わいとなりました。 寒気の入り込んだ影響で連休前の11日は雹混じりの雷雨が断続的に3時間以上も続く不安定な大気の状態でしたが、この連休は本当に天気に恵まれました。 13日の夜は満天の星空が広がり、疲れた体を休めたいという思いよりも星空を楽しみたいという思いが勝り、就寝している多くの宿泊者に迷惑をかけぬよう可能な限り物音を立てずに山頂へ向かったのです。 山頂からは月に照らされた低い雲が雨池峠や麦草峠を越えて行く素晴らしい景観だったので、思いのほか


秋風

山上はひんやりとした秋風が吹くようになりました。 気の早い木は2週間ほど早く葉の色が変わり、紅葉の足並みを揃える気がまったくない、勝手気ままな感じで秋が始まったのです。 「勝手気まま」というより「自分勝手」という言う方が良いかもしれませんが、17時過ぎの遅い時間に蓼科山方面へ向かう方を見かけます。その多くが1日で八ヶ岳全山縦走を行う方々で、低温の中での遅い時間帯の行動とあまりの荷物の小ささに「死ぬ覚悟はできているのか?」と問うと「いざとなったら山小屋に泊めてもらいます」との返答でした。山小屋は緊


雨と雲ばかりの夏

8月下旬から涼しというよりも寒くなり、暑さを感じないまま夏が終わってしまいました。 梅雨明けから8月始めまではぼちぼちの天気でしたが、それ以降の天気は雨降りや曇り続きとなり、晴れている時間は本当に僅かで日照時間の短さは過去最低に近いのではないかと思います。 そんな悪天続きの夏ではありましたが、当ヒュッテには比較的多くの宿泊者にお越しいただきました。 宿泊者の多くは北横岳よりも難しく時間のかかる山へ行こうとしていたものの、悪天候に断念して転進して来られたのです。山のレベルを下げて雨や霧でも山を楽し