• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 3月, 2017

残念な新雪

春分の日以降に新雪が50㎝ほど積もり、総積雪量は170㎝程度となりました。 今回積もった雪はとても軽い雪で、もっと早い時期に降ってくれればフカフカの新雪を喜ばれる方が多かったかもしれませんが3月末にもなると雪山を楽しまれる方は少なく、せっかくの新雪も喜ばれることのない残念な雪となってしまったのです。 昨日の栃木県で起きた雪崩で若い命が奪われてしまう痛ましい事故がありましたが、北横岳でも急傾斜であれば樹林内を雪が流れ落ちることがあります。雪崩と言うほどの規模のものは今まで起きてはいませんが、雪面が


空の輝き

先日の長野県防災ヘリコプターの墜落事故で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。 昨年の長野県内での遭難発生件数は272件で、警察、防災、民間を合わせたヘリコプターの出動した総回数は240回のようでした。 悪天候でヘリコプターが引き返すこともあったかとは思いますが、遭難件数に対しての出動率が9割近くもあることを見れば近年の遭難者の捜索及び救出をいかにヘリコプターへ依存していたかがうかがえます。 ヘリコプターによる救出による利点は、行方不明者の早期発見や救助要請から病院へ収容する時間が短くな


最大積雪期

下界の3月は花が咲く春の陽気となっているかと思いますが、山上はまだまだ冬山で今から最大積雪期を迎えるのです。 もちろん陽射しの暖かさが心地よくなってきているので陽当たりの良い場所の積雪は減少することもありますが、日陰や北斜面などは雨が降らない限りは積雪が減ることはありません。 南岸低気圧の通る時は大雪となるのがこの時期の特徴とも言え、樹氷がモンスター並みに発達することもあります。 ただ残念なことは、樹氷が出来ても春の陽射しに長い時間照らされてしまうと、あっという間に崩れ落ちてしまうことです。 最