• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 6月, 2017

麦草峠付近からの入山について

ヒュッテ付近ではミツバオウレンやイワカガミの見頃がピークとなり、オサバグサやゴゼンタチバナも咲き始めました。 林下ではバイケイソウの若葉が大きく育ち、頭上のダケカンバの若葉の芽吹きも始まって森は夏に向けての準備が着々と進んでいるようです。 吉永小百合さんの出演するJRのテレビCMをご覧になられた方もあると思いますが、今年は信州の山が「JR大人の休日倶楽部」のデスティネーションキャンペーンに選ばれています。 この辺りでは白駒池周辺の「苔の森」が宣伝されており、地元はその宣伝効果に大きな期待を抱いて


花と新緑

先日、登山道の様子見と亀甲池付近の倒木を撤去しに北横岳~大岳~双子池~亀甲池~北横岳を一回りしてきたので山の様子を報告します。 登山道の残雪はほとんど消えて、数か所で1,2歩氷雪を踏まなければならないところがありましたが油断さえしなければ問題なく歩けます。 大岳・双子池間の登山道は大岩の重なる難路でありますが、登山道脇から張り出す枝で足元が見えにくくなっているので慎重に歩かなければなりません。この区間を歩かれる方は裂傷防止のため肌の露出を控えた方が無難です。また、大岳から天狗の露地間の木製の梯子


小さな植物

6月4日に開山祭が行われ、600人近くの人が北横岳北峰に集まりました。 安全祈願や追悼慰霊に多くの人が訪れることは素晴らしいことでしたが、狭い場所に多くの人が詰め寄せたために行き場を失った方々が植生の上に立ったり座ったりしており、中には立ち入りを制限するグリーンロープを超えて林内に立ち入ったりもしていたので、自然保護の観点からすれば残念な開山祭となってしまいました。 注意指導はもちろんあるのですが、行き場が無いことで苛立っている方もいらっしゃる状況での注意指導は揉め事の原因となってしまうことがあ


八ヶ岳開山祭

桜が咲くのが春とするならばヒュッテ付近の山桜の開花がまだなので、本物の春はまだ訪れていないのかもしれませんが蕾はだいぶ膨らんできました。 それでもヒュッテ付近の樹林内では苔の中に10㎝程の高さのウスギオウレンやアオジクスノキ、株数は少ないもののショウジョウバカマやヒメイチゲが咲き、膝程度から目のあたりの高さにコヨウラクツツジやクロウスゴの小さな花を見ることができます。 陽当たりの良い溶岩台地の坪庭ではミネズオウやコメバツガザクラの花が見頃となり、ミツバオウレン、イワカガミの開花も確認できました。