• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 3月, 2018

雪山復活

21日から22日にかけて新雪が30cmほど積もりました。 新雪の吹き溜まりは60㎝以上もあり、場所によっては今冬の最大積雪量となっているところもあります。 3月に入ってからは暖かな日が多く、雨も降ったりして積雪量を急激に減少させていましたが、この雪で樹々は樹氷になり雪山の美しさが復活することになったのです。 ただこの美しさはそう長くは続かず、樹氷は直ぐに崩れ落ちてしまうと思います。特に気温が上昇する昼前からズドン、ズドンと雪の塊が落ちてくることがあるので頭上には注意しなければなりません。 また、


異常高温

冬の終わりと春の訪れを告げるように、夜明け前の東の空には夏の天の川が見えるようになってきました。 それにしても3月に入ってから気温が異常に高い日が続いています。 11日前後は少し冷え込んだものの、先週は雨の日が2回あり今週は日中の気温が3℃前後まで上昇してしまっているのです。 この暖かさで雪解けが一気に進んでしまい、今の山の状況は気温共々1ヶ月先の4月中旬頃の春山の様相となってしまいました。 登山道のいたるところに踏み抜いた穴が開き、一部では夏道が出てきてしまったところもあるくらいです。 気温が


3月の油断

2月中旬からなかなか雪が降らずにいましたが、28日夜半から1日の朝までに10㎝程の新雪が積もりました。 3月に入れば春山で厳冬期よりも安全と考える方もいると思います。 確かに陽射しが強くなり気温も少し高くなるのは事実ですが、凍てつく厳寒の山に逆戻りしてしまうことが当たり前なのも事実です。 そして今の時期のような季節の変わり目は、登山者の油断に起因する遭難事故が発生しやすくなります。 厳寒に備えた防寒対策不足、凍結による滑落、表層雪崩等が主な遭難事例ですが、いずれも寒暖の差が大きいことが原因です。