• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 5月, 2019

開山祭会場変更のお知らせ

次の日曜日、6月2日正午から八ヶ岳開山祭(安全祈願と慰霊祭)が執り行われますが、北八ヶ岳会場は北横岳山頂から北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅へと変更になりました。 変更となった理由は登山道に残る例年よりも多い雪と、雪解けが進むと氷の層が現れる可能性が高かったからです。 本来であれば山がどのような状況であろうとも入山する者の自己責任ですが、主催者が式典参加者の登山レベルを考慮して決定しましたのでご理解いただきたいと思います。 現在の残雪状況ですが、ロープウェイ山頂駅から北横岳間では坪庭から北横岳斜面への


まだまだ残雪期

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅付近ではカラマツの新緑が始まりました。 標高1800m付近にやっと若葉の季節が訪れたばかりなので、標高2500mに迫る北横岳の新緑の季節はまだまだ先となります。それどころかヒュッテ近くの七ツ池では氷の隙間からやっと水面が出始めたところなのです。 ロープウェイ駐車場から見上げる北横岳には雪が無いように見えますが、陽当たりの悪い樹林内には1m前後の雪が残っています。 登山道も陽当たりの悪い所を中心に残雪や氷があり、坪庭から北横岳山頂までの6割程度が氷雪路となっている状況です


雪解けと新雪

6日の夜に新雪が5㎝ほど積もりました。 たかが5㎝ですが、冷たい残雪の上に積もった新雪は消えるのに2日ほどかかるため雪解けはさらに遅れてしまうのです。 今現在の残雪量は例年の4月末の状況で、今年の雪解けは1週間から10日ほど遅れています。 今後の気温が高い傾向であれば例年並みの残雪量に近づいていきますが、気温が低い状態が続けば八ヶ岳開山祭の行われる6月始め頃でも登山道の半分近くが氷雪路となってしまうかもしれません。 そうなってしまうと残雪を気にせずに登山ができるようになるのは6月20日以降となっ


天の贈り物

先週の初夏のような陽気が嘘のように感じられる肌寒いGWの始まりとなりました。 この冷え込みのおかげで28日の日曜日の空には色付く内暈や環水平アーク、さらにはリング状の幻日環といった気象(大気)光学現象が出現したのです。 これらは特殊な条件がそろった時に薄い雲に映し出される現象で、内暈は月に数回、環水平アークは年に数回は見ることができます。ただ今回のような長く色鮮やかな環水平アークはなかなか見られず、数年に一度しか見られないと言われるリング状の幻日環は初めて目にするものでした。 天からの贈り物とし