• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 10月, 2021

寒冷と積雪

山の季節は晩秋ですが、厳しい冷え込みや積雪があれば冬の様相へと急変します。 先週の20日に2㎝程の初雪が積もり、その後23日にも薄っすらと、26日には15~20㎝のまとまった積雪がありました。 26日の積雪は湿雪だったため昼頃には半分程度まで減少し、陽当たりの良い場所の雪は解けてしまいましたが、陽当たりの悪い場所はこのまま根雪または根氷となってしまうと思います。 冷え込みが厳しい時の登山道は部分的にツルツルの氷結路となってしまうので、簡易アイゼン等の滑り止めを必ず用意した上で入山してください。


凍てつく季節の始まり

紅葉の見頃は山麓へと移り、山上では去りゆく秋を惜しむかのように、ナナカマドの赤い実が最後の彩を魅せるだけとなりました。 異常なほどの暖かな陽気が続いていましたが、いよいよ本格的な冷え込みが始まり、17日の日中の気温は1℃で夕方には-3℃まで下がっていたのです。 今後は最低気温が-5℃以下、最高気温でさえ0℃以下という日が普通となり積雪することもあります。 小春日和の心地よい陽気に恵まれることもあるかもしれませんが、山岳地はいつ冬の装いとなってもおかしくない状況です。 今後は防寒対策だけでなく滑り


秋の雨池

10月5日に雨池まで紅葉見物へ行ってきました。 水際のナナカマドが赤く染まり、北岸付近から見る縞枯山の山裾にはダケカンバの黄葉がほぼ見頃といっても差し支えないくらいまで染まっていました。 麦草峠を抜ける国道近くに紅葉の名所となった白駒池があるためか、雨池の紅葉はなかなか脚光を浴びません。 白駒池はサラサドウダンの鮮烈な赤色にダケカンバの黄葉と黒木のシラビソの組み合わせが魅力で、雨池はダケカンバの黄色い森に水際のシラビソや点在するナナカマドの組み合わせが素晴らしく、さらに広々とした開放感も雨池の魅