• 三ッ岳で迎える朝陽
  • 朝陽に染まる樹氷林
  • 明けゆく浅間山
  • 坪庭から望む北横岳
  • 夜空に輝く月
  • 美しき樹氷
  • 月影の森と浅間山

単独行は要注意

年末から樹氷の美しい状態が続いていましたが、この数日は気温が上昇してしまったため樹氷は少し崩れ始めてしまいました。 次の雪で再び美しい樹氷が現れることに期待したいところです。 コロナ感染を避けるためか単独で入山される方が多くなっています。ただ単独での危険を理解して雪山へ入山しているとは思えないような方も見かけます。 昨年の山岳遭難は単独行の死亡事故が多く発生し、同行者がいれば命を落とさずに済んだと思える事例もあったようです。 北横岳は雪山入門に適した山と紹介されることがありますが、あくまでも経験者が初心者を連れて行くのに適した山ということであって、雪山の何が危険、どうなると危ない、行動不能とな


期待することを諦めない

遅くなりましたが、本年も何卒よろしくお願いいたします。 年末年始期間中の宿泊者は例年の3分の1程度でした。 賑やかになるはずの大晦日も静かに過ごすしかなく、夜8時にはほとんどの方が布団に入り込んでしまったのです。 それでも新年を迎えた翌朝は初日の出を期待して、吹雪にもかかわらず宿泊者全員が元気よく山頂へと向かって行きました。 残念ながら初日の出はその気配さえですら見せることはなかったのですが、戻ってきた方々からは山頂に向かったことを後悔する気配が感じられなかったのです。 期待することを諦めず、期待通りにいかなくても落ち込まない姿を見て我に返りました。 昨夜の会話で「今のままでは山小屋業だけで生


感謝の一年

新型コロナウイルス感染拡大の影響が出始めた3月中旬から宿泊者が激減し、今も厳しい経営状況が続いています。 そんな中で山小屋を救済するために山と溪谷社の「山小屋エイド基金」や長野県の「山小屋応援プロジェクト」等が立ちあげられ、それに賛同された多くの方々から支援金が寄せられました。それ以外にも山小屋へ立ち寄った際に支援金を置いて行かれる方やトイレの料金箱に高額紙幣を入れてくださった方もありました。 ほかにも山小屋で販売している土産品を積極的に購入していただく様子がうかがえたり、常連の方からは山小屋の状況を心配して元気付けてもいただけました。 将来に不安を感じる厳しい一年ではありましたが、多くの方か


冬季営業について

新型コロナウイルス感染拡大で一部の地域の医療機関が深刻な状況となってしまいました。 疲弊してしまった医療従事者のことを思うと山小屋を営業することに躊躇いを感じてしまいますが、国や長野県から休業要請が出るまでは冬季営業を行います。 感染防止のためにゆとりある宿泊定員と換気対策等を施しましたが、それだけではなく宿泊される方がマスク着用等の感染拡大防止の意識を高く持っていただくことで感染対策は成り立つのです。 と言ってみたものの当ヒュッテの対策が万全というわけではありません。マスクの着用、手洗いの徹底、間隔の確保、換気対策が感染防止の基本ですが、消毒液を用意しているものの水が貴重となる冬は手洗い用の


厳寒の季節へ

10月18日にまとまった雪があった以降は雪が舞う程度でしたが、11月28日に久しぶりに雪が降り5㎝ほど積もりました。 僅かな積雪なので日当たりの良い場所は解けて無くなってしまいますが、陽当たりの悪い場所は解けずにこのまま残ると思います。 登山道はチェーンアイゼンが滑り止めに丁度良い感じですが、岩の出ているところが多いのでチェーン切れにご注意ください。(メーカーは岩場の歩行を推奨していません) 現在は北八ヶ岳ロープウェイが運休していることで入山者が少なく、また山小屋も休業していることが多いので各自の装備や能力だけが頼りとなります。山の中で営業施設が無い状況下では、怪我や体調不良で行動不能となって


歩荷日和

先週から好天の日が多く、雪の無い歩きやすい登山道と大汗をかかずにすむ0℃前後の気温で、歩荷をするには最高の条件が続いています。 今年は売り上げが激減したことで、40年以上前から続けていたヘリコプターによる物資輸送を断念しなければならず、暖房用の薪や灯油、発電用の軽油、調理用のガスボンベ等々を暇さえあればコツコツ背負い上げてきたのです。 本格的な冬が訪れる前の今の内にできるだけ多くの燃料を運び上げたかったので、歩荷日和が続いてくれて本当に助かりました。 ※ホームページのアドレスをhttps://kitayoko.comへ変更しました。 ※登山道が霜や凍結で滑りやすくなっています。 ※ロープウェイ


敷布団

11月2日と7日は雪ではなく雨が降りました。 先週の中頃は霧氷が付いたり雪がちらついたりしたのですが、今は積雪も無く晩秋らしい雰囲気となっています。ただ今週から本格的に冷え込んでくる見込みです。強い風が吹き付けることも普通となるので防寒と防風対策を万全にしてお越しください。 また急な積雪に備えて簡易アイゼン等の滑り止めの携行もお願いします。 敷布団を新調しました。 抗菌綿を使用した敷布団で、大きさがシングルロングサイズとなったことで背の高い方でも足が出なくなりました。 大きな敷布団は部屋に敷ける枚数が減少してしまうので新調することを躊躇していましたが、今後は部屋に布団を敷き詰めるようなこともな


晩秋と初冬

10月17日に雪が降り25㎝程の積雪となりました。 登山道に積もった雪は多くの方に踏まれたためシャーベット状になり、冷え込みの厳しかった19日以降はまともに歩けないほどカチカチに凍りついてしまったのです。 23日に雨が降って登山道の氷はほとんど消えましたが、24日と25日は最高気温が0℃未満の真冬日となったことで雨を含んだ登山道の木部や岩の表面が凍ってしまい、日陰では再び滑りやすい状態となってしまいました。 26日は晩秋らしい陽だまりのぬくもりが心地よい小春日和となりましたが、先週末の24日は天気予報が晴れだったにもかかわらず霰が降ったり雪が舞い、翌25日は青空に霧氷が映える初冬らしい日となり