• 202506sd6_朝陽待つ蓼科山(2月5日撮影)
  • 202502sd7_ウサギの足跡(2月13日撮影)
  • 202502sd5_新雪の坪庭と北横岳(2月2日撮影)
  • 202502sd4_色づく光環(2月18日撮影)
  • 202502sd3_北横岳北峰の夕景(2月22日撮影)
  • 202502sd2_大天井岳へ沈みゆく残月(2月5日撮影)
  • 202502ds1_舞い上がる雪煙(2月16日撮影)

少雪傾向

年始頃までは順調に積雪量が増えていましたが、まとまった降雪が無いところにこの数日は気温が0℃近くにまで上昇したため、現在の平均積雪深は80cm程度に減少してしまいました。 今現在はスノーシューで登山道以外を歩くほどの積雪量は無く、樹氷も崩れ落ちてしまったため、雪たっぷりの真っ白な雪山を思い描いて来られるとがっかりするかもしれません。 今から10年前は記録的な多雪で、高いところに付けた登山道を示す赤テープが埋もれてルートが不明瞭となったり、山小屋周りの除雪が追い付かず休業を検討する程でしたが、この


新年の始まり

本年もよろしくお願いいたします。 この年末年始も近所に住むご夫妻に山小屋運営のお手伝いをしていただいたおかげで、宿泊される方を迎え入れて無事に送り出すことができました。 そして、穏やかに晴れ渡った元日の朝には御来光が拝め、申し分のない新年の始まりとなりました。 元日は晴れ渡りましたが、年末年始の天候は曇りやガスに巻かれて雪のちらつく日の方が多くありました。 そのおかげで綺麗な樹氷となり、晴れた日には真っ白な樹氷が青空に映える素晴らしい景観を楽しむことができたのです。 今週初めからも雪の降りやすい


年末年始情報

10年程前までの年末年始には1m近い積雪がありましたが、近年は少雪傾向で今年の積雪深も50㎝以下となっています。 気温も以前よりも暖かな傾向ではありますが、最低気温は-20℃程度まで下がることがあり、最高気温でも-15℃以下という日もあります。 風速15m/s程度の風は当たり前のように吹くので、防風と防寒対策が重要です。 厳寒の雪山で山小屋に到着できない時や下山できなかった時、自身の身を守るのは持っている装備だけとなります。思いのほか暖かな日となり、用意した装備が不要となることがあるかもしれませ


厳寒の季節

12月に入ってからは本格的な冬の冷え込みとなり、最低気温が-15℃以下、秒速15m以上の風が吹きつけることが普通となりました。 積雪量はまだ少なく20~30cmしかありませんが、寒さは厳寒期並みとなっています。 14日から北八ヶ岳ロープウェイが運行再開となることから、北八ヶ岳への登山計画を立てる方が多いかと思いますが、寒さと強風対策を万全にして入山されるようお願いいたします。 当ヒュッテは外来者向けに暖かい飲み物や食事の提供をしておらず、冬季は休憩利用ができません。そもそも宿泊予約のある日にだけ


冬の始まり

北八ヶ岳ロープウェイは12月13日(金)まで整備点検運休中です。 運休中は当ヒュッテを含めた周辺の山小屋、ロープウェイ駅舎が閉鎖されている場合が多々あります。また入山者が非常に少ないため、登山中のトラブルには各自で対応しなければなりません。 行動不能に陥ってしまい運良く救助要請ができたとしても、救助活動が翌日となることがあります。 命を落とさないために、氷点下10℃以下となる山中で一晩を過ごせるだけの装備を持って入山されるようお願いいたします。 1週間ほど前ですが、雪の後に冷たい雨が降り、その後