• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 7月, 2013

高山植物を愛する人

今年はバイケイソウの当たり年で、林内には緑白色の花が賑やかに咲き誇っています。 毒草と知られるバイケイソウですが花の咲く頃になるとシカに食べられてしまっていたので、この数年は花付の良い株を見ることができずにました。今年は山麓中心に行われているシカの捕獲が功を奏したのかもしれませんが、今のところシカの生息頭数は明らかに減少し、食害も減っているようにも見えるのです。 さらに昨年にロープウェイ山頂駅に張られたシカネットの内側では無くなりそうだったテガタチドリの可憐な花も復活して、植生保護の観点から見れ


夏幕開け

梅雨が明けてから下界はうだるような暑さが続いていますが山上の空気はヒンヤリとしていて、海の日の連休中は雲が多かったため日中の気温は14℃程で、風も強かったので避暑を通り越して寒いくらいでした。 夏らしい好天はなかなか訪れてはくれませんがハクサンシャクナゲの開花も始まり、いよいよ夏山シーズンの幕開けです。 今夏、長野県山岳遭難防止対策協会では増加する山岳遭難に歯止めをかけるために、装備の充実や心構え等の山に向かう前段階での安全登山に対する啓蒙活動を始めました。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが


梅雨の北八ヶ岳

残雪が消え、森全体が生き生きとした雰囲気に包まれています。 ダケカンバやナナカマドなどの広葉樹は柔らかな緑色の若葉を広げて、林下の苔は梅雨に潤い、足元の小さな花々は種類を変えながら次々と開花してきました。 今の時期は梅雨時ならではの山の魅力を感じられるので、眺望よりも森の風情を楽しむことをおすすめします。 雨中や雨後の登山道は滑りやすくなるので、十分注意して梅雨の北八ヶ岳をお楽しみください。