• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 10月, 2013

凍てつく季節の始まり

27日の日曜日は最高気温が0度未満の真冬日となり、28日の最低気温は-6度まで下がりました。 29日は雨となりましたが、一時的に今シーズン初の雪が舞ったのです。 池の水面に薄氷が張り、地面からは長い霜柱が伸び、秋の色を失せた落ち葉に霜が降る晩秋の山は何もかもが凍てつき始める季節です。 一般的な登山シーズンも終わりとなるこの時期は冬期閉鎖する山小屋が多くなり、山小屋のストーブで凍えた体を温めることができなくなります。(当ヒュッテは常駐ではないため利用できないことがあります) そのため、万が一山中に


紅葉シーズン終了

今秋の紅葉は見頃と思える期間が非常に短く、七ツ池は霜に、雨池や双子池では強風に美しい葉を持っていかれてしまい、あっという間に山上の紅葉シーズンは終わってしまったのです。 葉をなくしたカエデやダケカンバの白い枝とナナカマドの赤い実は過ぎ去った秋を物語るようで、なんとなく寂しさを覚えてしまいます。 先日の台風26号が過ぎ去ったあとは急激に冷え込み、17日の日中の気温は2度までしか上がらず、18日の朝には霧氷の景色が現れて冬の兆しが感じられ、19日には南八ヶ岳の稜線ではわずかながらも積雪もありした。


雨池の黄色い森

七ツ池やヒュッテ付近の紅葉は末期となり、散り残っている葉も強い風が吹けばすべて奪い去られてしまいそうな感じになりましたが、ここがこのような状態になる頃に紅葉の名所である白駒池では紅葉のピークとなり、雨池や双子池では紅葉の見頃を迎えるのです。 常緑針葉樹を主体とする北八ヶ岳の秋は、濃緑の森に散在するダケカンバの黄色やナナカマドの赤色の取合せと、点在する池の水際の紅葉に魅力があります。 雨池周辺もシラビソ等を主体とする常緑針葉樹林にダケカンバが混交する森ではあるものの、雨池周辺を三ッ岳から見下ろすと


七ツ池の紅葉2

9月25日更新の山小屋便りで七ツ池畔の紅葉が見頃になり始めたとお知らせしましたが、翌26日は池に氷が張る程の強い冷え込みとなったため綺麗に色付いていたカエデは茶枯れてしまい、水際の紅葉は見頃を迎える前に終わってしまったのです。 七ツ池周辺のミネザクラやナナカマド、ダケカンバも霜害を受けてしまいましたが、遠目で見れば綺麗に色付いたように見えるのがせめてもの救いです。 ※標高2000m強にある亀甲池、双子池、雨池では霜害が少なく水際の紅葉が始まったとの情報もあり、ロープウェイ沿線でも紅葉が楽しめるよ