• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 12月, 2013

年末年始情報

いよいよ年末となり長期休暇を利用して山に入られる方も多いと思います。 雪山入門コースとして紹介されることが多い北横岳ですが、最低気温が-20℃以下や風速20m以上の風は珍しいことではありません。登るときに好天でも下山するときには猛吹雪となることもあります。例え日帰りであっても十分な認識と装備で向かうようにしてください。また、現地の状況が装備と実力以上に厳しい場合は無理をしないようお願いいたします。 ロープウェイ山頂駅から北横岳山頂までの登山道には目印が多くありますが、猛吹雪の時は坪庭に立てられた


自然を大切に

数日前から降り続いている新雪の積雪は30cm以上になりました。20日昼現在でも降り続いているので、もう少し増えるかもしれません。 今冬初のスノーシューを履いてラッセルをしましたが、まだ雪が少ないので岩の角にガリガリと嫌な音をさせながらの荷揚げとなりました。 今現在の積雪量で登山道以外に立ち入る方はいないと思いますが、スノーシューであっても登山道以外へ立ち入ると画像のような雪に埋もれたばかりの小さな植物を傷めることになってしまいます。スノーシューは基本的に登山道上か結氷した池の上でお楽しみください


素晴らしい朝

8日の朝、明け方までは霧に包まれていましたが、日の出近くに霧が晴れるとすべてを埋め尽くすような雲海の上に中部山岳の山並みだけが浮かぶ素晴らしい景観が現れました。 雲表に浮かぶ南アルプスの山々に差し込み始めた朝陽は、少し間を置いてから雲間の蓼科山山頂と遠くの北アルプスをゆっくりと染めていきました。その後大急ぎで八ヶ岳をすっきりと望める場所に移動すると、悠々と流れる雲海が朝陽に染まる景観となって待っていてくれたのです。 朝焼けの余韻にひたっていると今度は雲海の中にサンピラー(太陽柱)が現れてくれ、元


満天の星

頭上を行き来する点検運行中のロープウェイを恨めしく思いながら、様子見のために山麓駅から小屋まで上がったのですが、積雪は1週間前とほとんど変わらない5~15cm程で、一度雨が降ったため登山道の氷化したところがさらに増えていたのです。 快晴だった30日の土曜日は宿泊客が無かったこともあり、夕方には山頂で夕陽に染まりゆく霧氷林と山々の景観を心おきなく堪能しました。 夜は買ったばかりの星を自動追尾する簡易装置で満天の星空を撮影しようと思ったのですが、極軸(北極星)を合わせるセッティングに悪戦苦闘した挙句