• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 7月, 2014

日帰り登山の落とし穴

梅雨が明け、いよいよ太陽の眩しい季節の到来です。と言いつつも、スカッとした青空は続かず曇や霧の日ばかりで、荘厳な朝陽や夏雲が染まる夕焼け、満天の星空に流れる天の川をなかなか楽しめません。 見頃を迎えているハクサンシャクナゲやゴゼンタチバナの花が盛夏の到来を物語っているものの、夏山の醍醐味を早く味わいたいものです。 夏山シーズンの北横岳は日帰り客が非常に多く訪れ、天気が良ければ観光客まで登って来ます。 天気が良いからといっても標高が2500mに迫る山だけに、晴天から短時間で雨になることがあります。


梅雨の晴れ間

15日は梅雨明けを思わせる、爽やかな好天の一日となりました。 雨に洗われた山は美しく、樹々には若葉が輝き、ハクサンシャクナゲの開花も始まりました。夏山の準備が整い、後は梅雨明け宣言を待つばかりです。 北横岳は初心者向けの山と紹介されることが多くありますが、あくまでロープウェイ山頂駅からの往復に限っての話です。山頂駅から北横岳山頂間の登山ルート以外は険しく時間もかかるので、初心者だけのグループは必ず往復登山をしてください。 標高による自然環境の厳しさもあるので、十分な装備と心構えでお越しください。


月夜の雲

5日の土曜日は夕方から急激に天候が回復し、夕暮れの雰囲気や星空を楽しむことができたのです。 消灯後に輝きを増し始めた星空に誘われて山頂に立つと、眼下には半月程の月の光に照らさた雲の海が広がり八ヶ岳と南アルプスが浮島のように見えていました。 月の沈みゆく西側は雲海が高く、残念ながら御岳山や乗鞍岳、北アルプスは雲の中でしたが、月の左側の雲にはやや明るく輝く部分が出来ていたのです。(画像の左側、月と同高度の明るい部分) これは非常に珍しい幻日の月版「幻月」ではないかと思われますが、この大気光学現象が半


初夏

6月30日に北横岳~大岳~双子池~亀甲池~北横岳と登山道の様子見を兼ねて周遊してきました。 北横岳から大岳に向かう途中に、くぐるにもまたぐにも中途半端な高さの倒木がありましたが、全体的には問題とするようなところはありませんでした。 ただ大岳から双子池までは木の枝が張り出しているところも多く、岩の重なる段差の大きな道で、岩の表面が湿っていて滑りやすいので下りに使わないほうが無難です。 正直なところ標高差300mのこの区間が八ヶ岳の縦走路で最も歩きにくいところだと私は思っています。(危険が高いのは南