• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 5月, 2016

花の季節到来

登山道の残雪が消え、道脇には少しづつ花数が増えてきました。 坪庭ではミネズオウが見頃となり、ヒュッテ付近では足元にイワカガミやウスバスミレ、ミツバオウレン、腰の高さにはコヨウラクツツジやクロウスゴ、目の高さにはミネザクラの花が見られるのです。 6月5日の日曜日は八ヶ岳開山祭が北横岳山頂で予定されていますが、開山祭の時に登山道の残雪が無かったり花がこんなに咲いていることなどありませんでした。 例年は開山祭後に花時を迎えるのですが冬季の少雪と暖冬。さらに春からの高温も重なったことが幸いしたことで梅雨


春来る

雪解けが3週間以上早く進み、新緑もロープウェイ沿線の標高2000m付近まで駆け上がってきました。 高山植物の開花も2週間程度早く始まり、標高2250mの坪庭ではコメバツガザクラの花が見頃で、ミネズオウも近日中に見頃を迎えそうです。 ヒュッテのある標高2400m付近ではあまり目立たない花ではありますが、アオジクスノキやウスギオウレンが咲き、七ツ池付近ではショウジョウバカマも数株だけですが咲いています。 小鳥たちの囀りも賑やかになり、山上にもやっと命みなぎる季節が訪れたようです。 夜から朝にかけては


夕暮れ

この時期の夕陽は北アルプスの槍・穂高連峰に沈みます。 5日の夕陽は奥穂高岳付近に、13日頃には大キレット付近へ、20日頃に槍ヶ岳付近へと沈んで行くのです。 霞みがちな時期なので太陽の形はおぼろげになってしまいがちですが、霞があることで空気全体が夕陽に染まっているように見え、日没後は重なり合う山並みを立体的に見せてくれます。 日没の時刻が18時半過ぎとなったため山小屋の夕食後に山頂で日没を迎えることも可能となりました。 天気の良い日は是非、山頂での夕暮れのひとときをお楽しみください。 ※夕方以降に