• 20240430sd7_空からのご褒美(5月5日撮影)
  • 20240430sd6_カラマツの新緑と蓼科山(ロープウェイ車窓より5月23日撮影)
  • 20240430sd5_ヒメイチゲ(5月27日撮影)
  • 20240430sd4_穂高連峰への日の入り(5月9日撮影)
  • 20240430sd3_流れ星(中右の水平線)と天の川(5月31日撮影)
  • 20240430sd2_コヨウラクツツジ(5月23日撮影)
  • 20240430sd1_雪解けの七ッ池(5月7日撮影)

ゆとりある行程計画

陽当りの良い場所のハクサンシャクナゲは見頃のピークを過ぎてしまいましたが、樹林内ではこれから開花のピークを迎えます。また林下ではゴゼンタチバナが見頃となっており、樹林内の涼しげな風情を高めてくれています。 今年の八ヶ岳はカラ梅雨傾向でしたが、この1週間は梅雨らしい空模様となっています。 特にこの数日は、上空に冷たい空気が入り込んでいる影響で最高気温が12℃までしか上がらず、夕方や明け方に激しい雷雨となるなど大気の状態は非常に不安定です。 梅雨前線が北上すれば梅雨明けとなり、大気の状態も少し安定し


花と新緑

梅雨の前半は天候に恵まれる日が多く、遅れがちだった植物の生育は例年並みとなってきました。 そのため今は開花の遅れたイワカガミやミツバオウレンが咲き誇り、例年のこの時期に咲くオサバグサやゴゼンタチバナ、マイヅルソウやコケモモ等の花々も開き始めたので、とても賑やかな感じとなっています。 また、ミネカエデやナナカマドに加えてダケカンバの新緑も鮮やかになり、山は命漲る良い季節となりました。 坪庭から北横岳山頂までの開花状況ですが、イワカガミ、イワセントウソウ、ウスノキ、ウスバスミレ、ウラジロヨウラク、オ


梅雨の始まり

梅雨入りとなり、雨や曇り、霧のかかりやすい日が多くなってきました。 今の時期は花と新緑が楽しめ、山はしっとりとした風情が魅力的となり、森には小鳥たちの囀りが響き渡って良い雰囲気を醸し出しています。 梅雨が始まると山に足が向きにくくなるかもしれませんが、梅雨時ならではの生き生きとした自然を堪能していただけたらと思います。 坪庭から北横岳山頂までの開花状況ですが、イワカガミ、イワセントウソウ、ウスバスミレ、クロウスゴ、コミヤマカタバミ、コメバツガザクラ、コヨウラクツツジ、ミツバオウレン、ミネザクラ、


八ヶ岳開山祭

この数年は新型コロナウイルス感染拡大防止ため、関係団体の代表者だけで執り行われていましたが、今年の八ヶ岳開山祭(安全祈願と慰霊祭)は6月4日(日)正午より以前と同じように赤岳山頂と北横岳山頂で執り行われる予定です。 一般参加が可能で、式典参加者には記念品として「赤嶽山神社のお札」と「開山祭バッジ」をご用意しています。記念品は式典終了後にお渡しますが、式典参加者が用意した記念品数よりも多い場合は会場で配布する「開山祭式次第」が記念品の引換券となります。 式次第及び記念品が全員に行きわたらないことが


花の季節の始まり

5月7日の大雨で残雪は一気に減少し、ロープウェイから北横岳山頂までの登山道の9割程度が夏道となりました。 氷雪路となっている箇所と長さですが、坪庭から北横岳の斜面に取り付く辺りに約10m、三ツ岳分岐付近に約50m、ヒュッテ上部の約200mが氷雪路です。 安全のために簡易アイゼン等の滑り止めを必ず携行していただき、状況や能力に応じては滑り止めを装着してください。 尚、北横岳~亀甲池間の登山道は北斜面となるため氷雪路の割合が高くなります。 雪解けだけでなく植物の生育も2週間ほど早く進んでいます。 溶