• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

まもなく紅葉の見頃

9月下旬になってようやく秋らしい気温となり、遅れていた紅葉の色付きが一気に進みだしました。 ヒュッテ近くにある七ッ池の紅葉は今週末から10月上旬に紅葉の見頃を迎えると思います。 北八ヶ岳の池の中では最も早く紅葉の見頃を迎えるのが七ッ池ですが、池は小さく紅葉も小規模です。 そんな七ッ池ではありますが、一足早い紅葉シーズンの始まりを水辺で感じていただければと思います。 25日の朝は気温が1℃まで下がっていました。3㎝程の霜柱ができていたので深夜には氷点下になっていたと思われます。 この時期の最低気温


初秋の気配

9月に入り朝の気温が10℃を下回る日が多くなりましたが、日中は気温が20℃近くまで上昇して真夏のような暑さを感じる日もあります。 それでも雨の日などの気温は15℃未満で肌寒さを感じ、暑さに伸び悩んでいたキノコたちがニョキニョキと出始めてきました。葉色を変え始めたミネザクラや、クロマメノキやシラタマノキ、コケモモやガンコウランなどの木の実にも秋の始まりを感じられるようになりました。 木の実やキノコは秋の味覚かもしれませんが、北横岳一帯は特別保護地区に指定されているため特別な許可なく採取することはで


残暑の晩夏

今夏は朝陽と雲海を楽しめる日が多い代わりに、9時頃になると雲海が湧き立って眺望が利かなくなり、昼頃になるとにわか雨が降ったり雷鳴が轟いたりするのが日常のようになっています。 雷雨が特に酷かったのが8月19日で、昼前から夕方6時過ぎまで雷雲に包まれてしまい、落雷を伴う激しい雨が間欠的に続いたのです。 この日は双子池でテント泊予定だった10人組が、レインウエアを着用しているにもかかわらず全身ずぶ濡れになり、青白い顔で当ヒュッテへ逃げ込んで来るほどでした。 例年お盆を過ぎると朝晩は肌寒く感じるようにな


夏の朝と台風

梅雨明け以降は朝陽の見られる日が多く、台風6号が沖縄付近で停滞しはじめた7月末頃からは毎日のように雲海が広がりました。 感動的な朝焼け空や雲海のある景観を見られるのは運次第で、残念ながら楽しみにしていても見られないことがあります。 それでも山の上に宿泊することで目にすることが景観なので、何度かチャレンジして実際に見ていただきたいと思います。 来週中に台風7号が接近して八ヶ岳付近を通過する可能性があります。 台風最接近時に登山をされる方は稀ですが、通過後に入山される方は多いかと思います。 台風通過


登山リーダーの方へ

暑中お見舞い申し上げます。 酷暑が厳しいようですが、最近の山の上は朝の9時頃になると曇りやすくなっているため、昼頃の気温は20℃以下となっています。 昼過ぎまで晴れるような時は真夏の陽射しが容赦なく照りつけますが、気温自体は20℃を少し超える程度です。 前回の山小屋便りでゆとりある行程計画について記しましたが、7月後半になってから歩行ペースが上がらないことで遅い時間の到着となったり、当ヒュッテへ向かうことを断念してロープウェイで下山するといったことが立て続けに起きてしまいました。 日没後に到着し