• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 2月, 2015

遭難事故を教訓に

25日に北横岳北峰付近で心肺停止の方が発見され、収容後に死亡が確認されました。 お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。 新聞報道ではアイゼンやストックが山頂に残された状態で、そこから150m下がった西側斜面で遭難者が発見され、死因は低体温症とありました。 私が推測するには、登山道から固く締まった斜面を滑落した後に凍死してしまったように思えます。 先週末から今週始めまでは異常な高温で日曜日の夜には雨が降りました。その影響で雪が締まり、その後の冷え込みで雪の表面が氷化していたのです


理解と実行

阿弥陀岳の遭難の陰に隠れた感じでしたが、登山道を下山中にお尻で滑り降りた人が雪にアイゼンが刺さった拍子に足を骨折して救助隊に救助されるという事故が八ヶ岳で起きていました。 ここ北横岳でもアイゼンを装着したままヒップソリで登山道を滑り降りる人やスノーシューで上手に急斜面を下れない人がお尻で滑り降りてくる光景をよく目にします。 長らく登山道にできているステップを故意に潰すことは悪しき行為とされてきたのですが、最近は登山用品店でもこの手のソリを販売しているので登山道を滑り降りるという行為が悪いことと思


努力の多くは水の泡

先週の金曜、土曜にまとまった雪が積もり、とうとう平均2m程度の積雪量となりました。 この量は例年の3月に迎える最大積雪量に匹敵し、多くの場所で道標や赤テープ等の目印が埋もれゆくのです。 ※今後はさらに積雪が増え不明瞭箇所が非常に多くなるため、縦走や周遊コースよりも冒険的要素の少ない往復登山の方が比較的安全となります。 山頂駅からヒュッテまでの間はこちらが荷揚げで歩くので目印等のチュックをしたり、スコップ等を使って雪で嵩上げされた登山道を削ったりしてルートを分かりやすくしているのですが、こう頻繁に