• 202404sd6_彩る内暈(4月15日撮影)
  • 202404sd5_朝陽と霧氷(4月11日撮影)
  • 202404sd4_薄雪抱く北横岳(4月18日撮影)
  • 202404sd3_南峰山頂から望む南八ヶ岳(4月9日撮影)
  • 202404sd2_根明け始まる林下(4月2日撮影)
  • 202404sd1_夕陽とサンピラー(4月22日撮影)

Monthly archives: 3月, 2016

去りゆく冬

3月も下旬となり、いよいよ冬山シーズンの終盤を迎えました。 今冬は暖かな日が多く、さらに1、2月中に何度も雨が降ってしまったのでモンスター並みに発達した樹氷どころか、真っ白な美しい樹氷の景観さえもまともに楽しめなかったのです。 冬期間中には写真愛好家の方々が美しき雪景色を求めて訪れるのですが、今冬は異常なほどの暖冬であっため出かけてきていただいても思い描いているような景色になかなか出会えずにいました。 春分の日の連休中にも写真撮影を目的とした方が多く宿泊されていましたが、晴れてはいても樹氷が無か


まるで春

この数日はとても暖かく、4月後半のGW直前のような陽気となっています。 樹々の根元の雪が融ける「根明け」が始まり、春霞で眺望はスッキリとせず、さらに樹氷も崩れ落ちているため山全体の雰囲気が春山のようになっているのです。 この陽気の影響で日中の登山道の雪はぐちゃくちゃになり、雪の下にある氷の層が出てきてしまったところがあります。 また朝夕や冷え込んでいる時の登山道はカチカチに凍ってしまうので、6本爪以上のアイゼンの使用が望ましい状態です。(チェーンタイプを含む簡易アイゼンでの登下降は不可能とは言い


久しぶりの積雪

29日から1日にかけてまとまった降雪があり、久しぶりに新雪に覆われた美しい雪山となりました。 まとまったといっても20㎝程の積雪で、いまだに総積雪量は70㎝ほどしかありません。 例年であれば今が最大積雪期なのですが今冬は過去に例のないような少雪で、1年前の今頃に平均3m近い積雪があったことが嘘のようです。 登山道が氷化していましたが、今回の積雪のおかげで急坂部での滑落の危険が低くなりました。 ただ、お尻で急坂部を滑り降りる人が後を絶たないので、せっかく踏み固まった雪が削り落とされてしまい氷化した